詩篇120篇
起点 「悔い改め」橋
都上りの歌
120:1 苦しみのうちに、私が主に呼ばわると、主は私に答えられた。
120:2 主よ。私を偽りのくちびる、欺きの舌から、救い出してください。
120:3 欺きの舌よ。おまえに何が与えられ、おまえに何が加えられるのか。
120:4 勇士の鋭い矢、それに、えにしだの熱い炭火だ。
120:5 ああ、哀れな私よ。メシェクに寄留し、ケダルの天幕で暮らすとは。
120:6 私は、久しく、平和を憎む者とともに住んでいた。
120:7 私は平和を――、私が話すと、彼らは戦いを望むのだ。
ヘブライ語
שִׁ֗יר הַֽמַּ֫עֲל֥וֹת
אֶל־יְ֭הוָה בַּצָּרָ֣תָה לִּ֑י קָ֝רָ֗אתִי וַֽיַּעֲנֵֽנִי׃
יְֽהוָ֗ה הַצִּ֣ילָה נַ֭פְשִׁי מִשְּׂפַת־שֶׁ֑קֶר מִלָּשׁ֥וֹן רְמִיָּֽה׃
מַה־יִּתֵּ֣ן לְ֭ךָ וּמַה־יֹּסִ֥יף לָ֗ךְ לָשׁ֥וֹן רְמִיָּֽה׃
חִצֵּ֣י גִבּ֣וֹר שְׁנוּנִ֑ים עִ֝֗ם גַּחֲלֵ֥י רְתָמִֽים׃
אֽוֹיָה־לִ֭י כִּי־גַ֣רְתִּי מֶ֑שֶׁךְ שָׁ֝כַ֗נְתִּי עִֽם־אָהֳלֵ֥י קֵדָֽר׃
רַ֭בַּת שָֽׁכְנָה־לָּ֣הּ נַפְשִׁ֑י עִ֝֗ם שׂוֹנֵ֥א שָׁלֽוֹם׃
אֲֽנִי־שָׁ֭לוֹם וְכִ֣י אֲדַבֵּ֑ר הֵ֝֗מָּה לַמִּלְחָמָֽה׃
The Lexham Hebrew Bible. (2012). (Ps 120:1–7). Bellingham, WA: Lexham Press.
個人訳
A song for climbing the pilgrimage route
To Yahweh, in my anguish
I called and he answered me
Yahweh! Rescue my soul!
from a lying lip
from a loose, deceitful tongue
What shall be given to you?
and what shall be done repeatedly to you?
you loose, deceitful tongue
Run it through with sharp arrows of the mighty
scourge it with a branch of burning coals
Oh why me! To be a foreigner among the northern barbarians
to live in the tents of the desert tribes
Long has dwelt my soul
with haters of shalom
“I come in peace”
but when I speak
they head out for war
巡礼の上り道の歌
ヤハウェに、私の苦難の中から
呼び求めた時に答えてくれた
ヤハウェよ、私の魂を救ってください
偽りの唇から
噂と嘘つきの舌から
おまえに何を与えよう?
おまえに何を繰り返そう?
噂と嘘つきの舌よ
勇者の鋭い矢で刺し通し
燃えさしのえだでむちうとう
私は不幸だ、外国人として冷めたい国の野蛮と住み
熱い砂漠の民族のテントに滞在するなんて
多くのことを耐えてきた、この魂は
平和を嫌うものの間で
「シャローム」の私
でも話すと
かれらは戦争をしかけはじめる
単語帳
「苦難」
「私の魂」 נַ֭פְשִׁי
「噂と嘘つきの舌」 לָשׁ֥וֹן רְמִיָּֽה
「燃えさしのえだでむちうとう」 עִ֝֗ם גַּחֲלֵ֥י רְתָמִֽים
「私は不幸だ」 אֽוֹיָה־לִ֭י
オヤリ!「あ~」 嘆きの口癖
「冷めたい国の野蛮」 מֶ֫שֶׁךְ
ヘブライ語「メシェク」とは、スキタイ(ウクライナ~コーカサス)?
「外国人として。。。住む」 גור
アブラハム、ヤコブ、モーセ、ダビデ。。。外国人として住むことや難民として旅する
「砂漠の民族」 קֵדָר
「ケダル」 アラビアなどの民族
「シャローム」
重要なテーマ
「私の苦難」、戦争しかける「かれら」の正体とは自分の言葉
偽り、噂、嘘つき、冷めたく野蛮的で、熱く砂漠の民族、平和を嫌うもの、戦争を仕掛ける。。。自分自身の言葉だ。
唇⇔舌⇔喉(魂)
ネフェシ=喉=私の息、私の魂、私自身。言葉の音を作り出すパーツが並んでいます。
言葉の力について
宣言の力、告白の力。呼び求めた時に答えてくれた。