出20:13, 申5:17
肯定的に、「人々の命は守るべし」。。。。なので、「人の命を守る」意味でこの「殺す」に含まれていない類のものがある:死刑、正当な戦争、自衛など。
原則 命は神から与えられるもので、神様も取り戻せるものです
以外な人殺しの種類 ①自傷行為②自殺③極端(暴飲、暴食、怠惰。。。健康管理)④激怒
すべての命は神の定めによる目的ある(マタイ6:26,30; 10:29-31; ルカ12:6-7)
死刑
死刑にあたる罪
① 殺人(故意的でないもの除く) 出21:12-14
② 親を呪うこと、たたくこと 出21:15、レビ20:9、箴言20:20、マタイ15:4、マルコ7:10
③ 誘拐 出21:16、申24:7
④ 姦淫 レビ20:10-21
⑤ 近親相姦 レビ20:11-12, 14
⑥ 獣姦 出22:19, レビ20:15-16
⑦ 男色、同性性行為 レビ20:13
⑧ 不貞 申22:20-21
⑨ 婚約者の強姦 申22:23-27
⑩ 占い、呪術 出22:18
⑪ 人柱 レビ20:2
⑫ 習慣的な犯罪性 申21:18-21
⑬ 冒涜(ぼうとく) レビ24:11-14, 16, 23
⑭ 安息日を守らない 出35:2、民15:32-36
⑮ 間違った教えを広めること 申13:1-10
⑯ 偽りの神々を礼拝すること 出22:20
⑰ 判決に従わない(律法に対する反逆) 申17:8-13
⑱ 利息や高利をとること エゼキエル418:12-13
創世記9:5-6; 民35:29-34
聖書の律法の罰のレベル
① 死刑にあたる罪の場合、死刑
② 微罪の場合、1~40回の鞭
③ 盗みや所有物を壊す場合、2倍~4倍分を払い返す
④ 払い返せない場合は、その分の仕事をしなければならない
⑤ 無意識、故意的ではない殺人は、逃れの町で暮らす
犯罪に相当な罰の原則:出21:23-25; レビ24:17-21; 申19:21
原則:所有物の管理の責任:出21:28-29, 35-36, 33-34
死刑の方法
①焼き殺す レビ20:14; 21:9
②石打ち レビ20:2, 27; 24:14; 申21:21
③絞首 申21:22-23; ヨシュア8:29
④剣で 出32:27-28
条件
① 二人以上の証人 民35:30; 申17:6, 19:15
② 証人、本人の手よる場合あり 申13:6-10; 17:7
③ 社会に対する場合は町の人々 民15:32-36; 申13:6-10
④ 殺された人の最も近い親せき 申19:11-12
民政の働き
ローマ13:1-7
主の主権の元にいることを認識すること(神の国の一部)
第一のペンテコステの時、民政に権威が与えられて、油注がれて、預言の霊
比較:民数記11:16-17、24-30 使徒2章 (モーセがイエスを代表する)
また、サウルの時も 1サムエル10:1-7
正義を守る働きを通して、命を守ること
申32:29 1サムエル2:6 イザヤ43:13
比較 教会に同じような霊的に許すか、縛るかの権威
マタイ16:19、18:18 ヨハネ20:23
人を助ける義務、命を守る義務
① やもめと孤児(シングルマザーなどの子も) 出22:22-24 申24:17-18 申27:19
② 隣人 申22:4 申19:13a レビ19:18 出23:4-5
③ 貧しい人 出23:6-7 レビ19:9-10 レビ25:35-43
④ 寄留者(難民)、異国人 出22:21; 出23:9; レビ19:33-34; 申10:17-19; 申24:17 など
⑤ 障害者 レビ19:14
⑥ 僕、使い(労働者) 出21:2-6 申24:14-15 申15:12-15
⑦ お年寄り レビ19:32
類の判例法
① 建築の安全法 申22:8
② 落ち穂 (チャリティーでもないチャリティー) ルツなど* ガラテヤ6:2-10 箴言12:10
*出 23:10-11; レビ 17:2-9; 19:9-10; 23:22; 申16:10-14; 24:19-21;
妊娠中絶
出21:22-25
① 故意的でない場合でも死刑
② 尚更、故意的
③ 傷がなくても、罰金される。妊婦さんが守られている
④ 動物まで、出産の回りが守られている 申22:6-7 (親子丼???)
法と責任
申24:16
① だれの責任が重要。
② 責任は基本的に個人にある
③ だれに対する責任?まず神へ、そして社会へ
④ リンクされているもの: 責任 > 有罪性 > 罰
社会の責任
① 正義に対する責任
② 逆にいうと、正義が守られない社会は罪がある 申命記21:1-9
「Restoration」 返還(へんかん)
この世、万物が改まって、革新して、新しくなることが律法の目的
使徒3:21 マタイ19:28
「目には目」は「やり返し」ではなく、返還(賠償)です 文脈 出21:22~36
加害者の賠償 出21:19
① 医療費
② 仕事できなかった収入
③ 判決による罰金の場合もある
加害者の責任は、まず神へ、そして人へ。両側に返還が必要 民数記5:6-8
比較 聖書的な(被害者への)返還 vs 現代社会の(加害者への)復帰
① 社会の刑法は加害者の復帰が目的、被害者の返還は民法で取り戻さないといけない
② 被害者が自分を守ると加害者になり、聖書と真逆な状態です
③ 復帰の制度は、加害者への助成を与えるため、被害者から税をとる制度です
聖書的な律法は 神への返還、罪に罰を与えて、被害者の復活
主の祈りにも マタイ6:10「御心が行われるように」
軍事
① 「主の戦い」 民21:14 ヨシュア3:5
② 兵隊の年齢制限 20歳~、体に不自由がない 民1:2-3, 18, 20, 45; 26:2-4
全員ではなかった 民31:3-6
③ 主が守る 出30:11-16
④ 戦う免除がある 申命記20:5~9 ※ 神様の優先順位、戦争よりも大切なもの、家族
⑤ 兵隊には整理・整頓が重要(訓練) 申命記23:9~14 ※ 聖なる理由のみならず、聖別された兵士
⑥ 戦う前には必ず平和の機会を与える(妥協はしないが) 申命記20:10~15 民数記10:9-10
⑦ 約束の地に住んでいた民族は他の国より罪が進んでいて、悔い改める機会があったのに神に帰らなかった
ちなみに、このポイントで神様に対して躓く人間主義者の多くは、現代の全体的戦争に対してもっとやさしい
⑧ 馬は使えなかった 申命記17:16 馬は防御的ではなく、攻撃的
⑨ 申命記20:19-20 国民の生活と生産は、政治的な戦いに優先すべき
⑩ 兵士に「年金」のように、特別に勝ち取ったものから報酬もらえた 民31:21-31, 42 申20:14
参考 Fight: A Christian Case for Non-Violence (クリスチャンとしていかなる暴力に反対する)
税金
2種類
① 人口調査税(現代語 均等割り 国税)
出30:11-16
国の民政 インフラ、軍隊など
② 什一(現代語 所得税 地方税)
→ レビ人
教育、医療、宗教、福祉など、社会的なサービスを提供
③ 資産税、消費税、相続税などは、聖書にない制度
愛
レビ19:17-18
ローマ13:10
律法的に「人を愛せよ」とは
① 隣人に対して、悪さをしない
② 隣人に対して、危険(罪など)を注意する
③ 隣人に対して、律法を守る (律法がなければ、本当の愛を示せない。感情だけになる)
④ 律法ない愛は、悪を愛すること
隔離(かくり; quarantine)
レビ13-15章
ここの皮膚病は、伝染病のすべてを指している。実施する方法は今、よくなったが、原則は変わらない
民政は伝染病を止める権威がある 民5:1-4
霊的にも伝染されることを止めるべき レビ18:24, 30; 20:22-24
2コリント6:17
食制限 レビ11章 申命記14章
☆コロサイ2:16-17
比較 伝道の書5:18 1コリント9:25
ユダヤ教の食制限は「聖さ」につながっている レビ11:44-47 申14:1-3
また、健康を守るにも、これらは良い。
制限あり 血、死んだ動物、動物の油、肉食の魚と取り、貝、カニ類、肝臓、肉食の動物(豚も)、
足割れていない動物(馬)、ほとんどの虫(例外 バッタ類)
制限なし 果物、穀物、卵、野菜
その他 禁止
死んだ人の部屋にあったもの 民19:14-15
親と子 出23:19 申14:21
もものつがいの上の腰の筋肉 創32:32
そのほか 制限なし
ワイン(節制)、ミルク、バター、チーズ、干物(レーズン、イチジクなど)
豆類、はちみつ、スパイス、ナツ、猟でとる肉(鹿など)
キリストの死から得る自由
ガラテヤ5章
13-14節 愛することは律法を守ること
19-23節 御霊の実に対する法はないが、肉の行いについてある。それはモーセから来た神の律法
① イエスが身代わりとして死刑を受けた(ローマ7:1-6)
聖書の民法と道徳律の義務は残るが、儀式法(生贄)の義務はイエスによって満たされている
② なので、イエスキリストにしか救いがない
③ 律法はもともと、最初から聖くする手段ではなかったことが新約聖書でわかります
律法主義(legalism: ファリサイ派など)神様が定めた以上にして自分の良さのアピールで救われようとする
唯信論(antinomianism)律法がなければ、聖さの定義がなくなる
④ 律法が消えるものなら、イエスは死ななくても済んだはず
ローマ8:1-4 「私たちの中に、律法の要求が全うされるため…」
1コリント6:19-20 「自分のからだをもって、神の栄光を現わしなさい。」
⑤ 申19:14、申27:17、ヨブ24:2、箴言22:28、箴言23:10-11 境を移動してはいけません。。。所有権のみならず
社会のバウンダリーは相対的だったら、全体が揺れます。神の律法は絶対的で動きません。
質問
①自分の上に権威を持つのは、どのようなものがありますか。分野ごとにして、その限度と範囲について述べてください。自分が持っている権威の限度と範囲についても述べてください。
②マタイ5:21-22を読んで、旧約聖書の律法にでてくる軍事の条件や戦いの話はどのように理解しますか。