ジャーナルって何?

ジャーナルとは神様とのデートの時間です。神様とのデートのために時間や場所を作り、神様と親密な出会いの時間を持つことです。この「クオリティタイム」を持って、神様の声を聴いて、その愛によって導かれます。

ジャーナルの工程は

  • 祈って、神様に感謝を伝える。

  • ラブレターのように、じっくり、繰り返して、意味を考えながら読む。

  • なぜ〇〇なのですかと読んだ聖書箇所の中から質問を2、3してみる。

  • 神様に格好つけず、正直に神様に話す。

  • そして、実践できることを書き記して、聖霊に助けを求める。

イエスは答えて言われた、「『人はパンだけで生きるものではなく、神の口から出る一つ一つの言で生きるものである』と書いてある」。マタイ4:4

人間はパンという食物だけで生きているのでなく、神の口から出る一つ一つの言葉によって生きるのですと。この神の口から出る一つ一つの言葉を読み、日常生活に適応していくことがジャーナルです。ジャーナルをする時、神様の愛がわかり、そして、神が造ってくださった本物の自分になっていくことができるのです。そして実を結んで行くことができます。

どのようにジャーナルするの?

STEP 1) 祈る

 神様に感謝して、今日のための言葉を与えてくださいと祈りましょう。

STEP 2) 聖書を読む

義務ではなく、ラブレターを読むように、楽しさと期待をもって聖書を読みましょう。聖書は神様から私たちにむけたラブレターです。ラブレターなら、

  • 「愛する」心をもって、

  • 「繰り返し」読み、

  • 「考え」て、

  • どうゆう意味なのか「質問」します。

早食いはお腹を壊します。多くご飯を食べればいい?のではないように、味わってよく噛むことが大切です。それと同じでジャーナルも神の言葉をゆっくり、繰り返し読みましょう。

STEP 3) 観察、質問する

 食事は食べる事だけが大切でなく、一緒に食事する人たちとの会話、交わりは大切です。

 食事のとき最も楽しいのは、その時の友や家族との親しく、楽しい交わりです。ジャーナルも同じで、愛なる天のお父さんとの楽しい交わりです。良い会話に必要のは、良い質問です。神様になぜそういわれたのか、なぜそうされたのか質問を2、3してみましょう。また、神様がそこでどのような方であるかをさがし、書き記していきましょう。

 友達や家族との会話がどうやったら弾むのでしょうか?それは相手に興味をもち、質問をすることです。一人で一方的に話す人との会話はあまり楽しいものではありません。お互いの心が正直で、感謝しあい、励まし、受け入れあう会話は本当に楽しいです。

 その中から会話を進めてください。神様の言葉を思い巡らし祈りながら会話を進めて、それをそのまま書き記しましょう。

STEP 4) 適応する

聖書を適応する時、この3点(3P)を守るとより大きな影響を受けられます。

 ・個人の適応 (Personal)
   誰かのための適応ではなく自分のための適応

 ・具体的な適応 (Practical)
   いつ、どこで、だれに、どのように、など

 ・実践可能な適応 (Possible)
   × 例えば、「世界を愛します」という適応は今日実現可能な適応ではありません。
   〇 今日のランチタイムで、いつも会社(学校)で一人で食べている◯◯ちゃんにわたしから声をかけて、一緒にご飯を食べます、など

上記のような適応できることを書き記すと、より覚えやすくなるだけではなく、言葉に表すことでより明確になります。

主はわたしに答えて言われた、
「この幻を書き、
これを板の上に明らかにしるし、
走りながらも、これを読みうるようにせよ。ハバクク2:2

STEP 5) 聖霊の助けを求める

ここで大切なのはジャーナルも聖霊が助けてくだるということです。本当に神の声を聞けているのかな?という考えが浮かんでくるかもしれません。聖霊は助け主です。(ヨハネ14:16

また、自分が変われない、実践できないと思うことはあるかもしれません。イエスは力と癒し、自由を与えてくださいます。(1ヨハネ4:4ルカ4:18

兄弟たちよ。そういうわけで、神のあわれみによってあなたがたに勧める。あなたがたのからだを、神に喜ばれる、生きた、聖なる供え物としてささげなさい。それが、あなたがたのなすべき霊的な礼拝である。あなたがたは、この世と妥協してはならない。むしろ、心を新たにすることによって、造りかえられ、何が神の御旨であるか、何が善であって、神に喜ばれ、かつ全きことであるかを、わきまえ知るべきである。ローマ12:1-2

これらのステップを覚えるために、「SOAP」という省略が使えます。

  • 「Scripture」聖句

  • 「Observation」観察

  • 「Application」適応

  • 「Prayer」祈り

最後の留意点

ジャーナルが義務ではない

できない日があってもおちこまない。最初に話したように、ジャーナルとは食事と同じです。ご飯を昼食べれなかった時、あなたは落ち込みますか?落ち込みません。どしますか?夜ご飯いっぱい食べます。そのように、また次の日にいっぱい味わってジャーナルし神の言葉を食べてください!悪魔は私たちに罪責感をもたらせ、攻撃してきますが、その罠に騙されないでください。

また、ただ自己採点をするためのものではありません。ジャーナルして落ち込んだりしているならそれは愛の神様と交わっているのではなく、神の言葉を受け入れず自分との会話をしているだけにすぎません。

ジャーナルをし続ける理由

わたしにつながっていなさい。そうすれば、わたしはあなたがたとつながっていよう。枝がぶどうの木につながっていなければ、自分だけでは実を結ぶことができないように、あなたがたもわたしにつながっていなければ実を結ぶことができない。ヨハネ15:4

わたしたちは自分だけで豊かな実を結ぶことはできないのです。ぶどうの木であるイエスキリストにつながりつづけるなら、実を結びつづけることができるのです。ジャーナルをする時、神様の愛がわかり、そして、神が造ってくださった本物の自分になっていくことができるのです。

天のお父さんは、あなたにラブレターを届けたいのです。そして愛の関係を楽しんで欲しいのです。

さあ!始めましょう


質問

①ジャーナルの習慣はしっかり身についていますか。ジャーナルしない時、何が原因だとおもいますか。

②ジャーナルをして見よう。ジャーナルを宿題として提出してください。