マタイ24:1-4

イエスが宮を出て行かれるとき、弟子たちが近寄って来て、イエスに宮の建物をさし示した。そこで、イエスは彼らに答えて言われた。「このすべての物に目をみはっているのでしょう。まことに、あなたがたに告げます。ここでは、石がくずされずに、積まれたまま残ることは決してありません。」

イエスがオリーブ山ですわっておられると、弟子たちが、ひそかにみもとに来て言った。「お話しください。いつ、そのようなことが起こるのでしょう。あなたの来られる時や世の終わりには、どんな前兆があるのでしょう。」

そこで、イエスは彼らに答えて言われた…

読む前に

 聖書の預言について説明していきたいと思っていますが、前提として知っていただきたい事もここで伝えたいと思います。聖書の中心的なメッセージはイエスキリストです。イエスの死と蘇りに信仰を宣言する事は、全人類にとって唯一の救いの道です。救いについて知らなかったり、確信がなかったりするなら、この前提について、前提の章をみてください。基礎となる信仰もなければ、聖書の内容について分かることができないと聖書は語っています。

 救いの確信は聖書預言に比べていかにも重要です。また、聖書預言の理解が救いの理解(救済論)にかかっていることがあります。聖書が教える明確な福音のメッセージは聖書預言の解釈に影響します。しかしながら、これらの点において、違う理解を持つクリスチャンいます。その中、私が尊敬する人も私と違う理解を持つ場合があります。その人を尊重し、その意見を真剣に聞いたり考えたりもします。何よりも大宣教命令を実現するパートナーになりたいと思います。神の御国を日本において、そして世界中に広げたいです。繰り返しになりますが、預言の理解よりも、福音が大事だと思っています。

 だったら、なんでわざわざ教会の歴史でも、現在でも分裂が起こるところを取り上げるかと問われるかもしれません。しかし、聖書は明確に神の計画を教えて下さっていて、それを知ることによって正しくイエスに仕えていけると思います。また、預言を知ることは神の御心をよりよく知ることで、神を愛して知ることになると思います。

 もしここで読む内容が、自分の解釈と違っていたとしたら、それが分離になるような問題と思っていませんので、それでも是非お声をかけて頂きたいと思います。

Chris Michael Moore

参考までに、下記のリンクにて、3人、違う視点を持つ尊敬すべき先生たちのお話の動画をみてください。

https://www.desiringgod.org/interviews/an-evening-of-eschatology