付表 聖書釈義について

マスターズ釈義法 (参考動画[英語])

  1. 釈義をする人の聖別化: 祈って、心の状態を確認し、聖霊様が聖句の本当の意味を教えることに期待をします。確認事項:

    1. 私は神に聖別されたものになっているでしょうか。

    2. 私の人生は変えられ続けているでしょうか。

    3. 私は御言葉に従っているでしょうか。

    4. 私は御言葉を知るように召されているでしょうか。

    5. 私は御言葉を知りたい気持ち、動機はなんでしょうか。御言葉を知ることによって救いが起こったり、よりイエスの似姿に変えられることでしょうか。

    6. 私は御言葉を教えてくれる聖霊様が私の中に働き続けているでしょうか。

    7. 私は素直に、謙遜に、御言葉の言う通りに従おうとしていますでしょうか。

    8. 私は神に対する感動と感謝の恵みを心で養っているでしょうか。

    9. 私はハードワークにコミットしていますか。2テモテ2:15

    10. 聖霊の啓示を求めましょう。エペソ1:18, コロサイ 1:9-10, 1ヨハネ2:27

  2. 釈義をする環境の聖別化: 必要なものがそろっていて、邪魔されずに、時間をかけてゆっくり、深く思い巡ることができるようにします。

  3. 釈義の第一歩 Observation 観察

    1. 聖句について親近感が生まれるまで読み返す。何回も読む。いくつかの訳でも読む。原語が分かるなら、それも読みます。

    2. 自分で訳しなおしたり、ダイアグラム化します。(言葉の関係を見えるかする)

    3. 文脈と内容を明確にする: 前後の内容を確認して、流れを認識する。著者の考え方を分析し、著者と読み手、テーマ、著者目的、切り目とつなぎ、チャレンジ、比較、原因と結果、接続詞、形容詞、助詞、W5Hなどを考えます。
      and, or, but, for, because, since, as, that, so, which, for, therefore, in order that, unto, until, towards, by, from, through, out of, in, until, when, whenever, through, according to, against, with, concerning, where, wherever, in, out, just as…これらの意味を明確に

    4. 文型を変えてみたりする:受け身⇔能動態。否定文⇔肯定文。など

    5. 社会的・歴史的文脈の要素について考えます。

    6. ジャンルについて考える: 聖句のジャンルは詩?歴史?ことわざ?たとえ話?預言?説教?など。。。ジャンルはどのように影響しているでしょうか。特に、象徴的な部分はジャンルによって解釈の仕方を配慮しないといけませんので、注意が必要です。

    7. 人や霊的などの存在について考える: この聖句の中に、だれがいる?だれに対して書かれている?文書に明記されていない存在は?

    8. ものやことについて考える: 場所?時間?もの?行為や行動?

    9. 重要な単語や語句について考える: 調べてみましょう。

    10. 他の聖書箇所と比較してみる

  4. 釈義の第二歩 Meditation 思い巡らす

    1. まとめを書いたりします。

    2. パターンがあるか、考えます。 繰り返しや「Chiasm」。。。

    3. 祈りの中で聖霊に導きながら、この聖句をイメージしてみる。どの気持ちや映像が伝わっているでしょうか?

  5. 釈義の第三歩 Interpretation 解釈

    1. 文書の意味を明確に書き直します。

    2. ほかの資料と比較して、他人の意見と比較して確認します。

  6. 釈義の第四歩 Application 適応

    1. 適応します。 人生において、神学的な真理において。

  7. 釈義の第五歩 Revise 編集

    1. 説教にするなら、イントロ、ポイント、福音のメッセージ、質問、危機感?、ユーモア、証、似ている話、文形を付け加えます。